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2007.06
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30(土)
硝子の思春期
《映画》『
14歳
』
14歳の時に置き忘れてきた自分を、あの時のもやもやを引きずったまま生きている自分が助けてあげたい…か…。確かに今や、子供と正面から真剣に向き合う大人なんて殆どいやしない…。大人は子供に謝るべきだし、全力でぶつかっていく必要があるのだ…。この映画は、観ていて心が押し潰されそうになる程辛く、叫びたくなる位心が狂わされ、登場する大人も子供も救いのない、まともではない病んだ世界が描かれてはいるが、最後に少しだけ大人の覚悟というか決意みたいなものがあったので、まだ希望はあると信じたくなった…。
この映画は、かなりこたえました…。きついです…。観た後、相当凹んで落ち込みましたが、今も気分が沈み、血の巡りが悪くなったのか、神経がおかしくなったのか、全身に痺れがあって、体調まで悪くなってしまいました…。精神的にあれな人には、この映画は危険です…。
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26(火)
無理です
←今日フラゲしたCD(明日発売分)。
ランティス率、スペクラ率高し。
どんだけー(ぉ。
1ヶ月に、アニメ、声優関係の新譜CDを8枚買っているとしたら、1年で96枚、10年で960枚…。最近は、iTunes Storeで音源を手に入れることもあるが、基本的に私にはレンタルするという概念がなく(ぉ、ひたすら貪欲に中古をまとめ買いして集めたり、他のジャンルのものなども色々貪欲に買ったりしている関係で、実際に今、部屋にどのぐらいのCDがあるのかについては、皆目見当もつかない…。CDの高く積まれた山が部屋の至る所にあり、しかも、奥の方は手も出せず、見ることすらもできないのだ…。
どんだけー(ぉ。
まだまだ少ない(足りない)のだが、そろそろいい加減にしないと…。
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23(土)
健全な精神は健全な肉体に宿ることもある
《映画》『
転校生 - さよなら あなた -
』
監督:大林宣彦。
小林聡美、尾美としのり主演で、1982年(25年前!(ぉ)に公開された『転校生』の、大林監督自身によるリメイク。今回は舞台が尾道ではなく、長野の善光寺。それにしても、やはり大林監督はおかしい(ぉ。変だ。カメラが、つまり画面がずっと傾いていたのだが、どういう意図があるのだろうか? 不安定な感じを出したかったのか、普通に撮るのに飽きてしまったのか…(ぉ。冒頭の、たたみ掛けるような妙に間(ま)の詰まった台詞回しもそうだが、気になって仕方がなかった。それから、時には凛とした佇まい、時には体当たりの熱演を見せた、主演の蓮佛美沙子ちゃんが素晴らしかった。原田知世になんとなく似ていて、監督の好みなのかもと思った(ぉ。あと、歌もよかった。寺尾紗穂という音楽家の曲「さよならの歌」。
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19(火)
愛奴隷
釣られてしまった…。今日、もしかしたら仁美ちゃんが出るかもしれないということで、アキバのトップジャパンで行われた「人気アイドル・ファン感謝祭」なるイベントに参加したところ、実はテレ東のドッキリ系バラエティ番組の収録のために客を集めただけの疑似アイドルイベント(司会はものまねタレントのホリ)で、メインだと思っていた次原かなと愛川ゆず季は単なる客寄せで、仁美ちゃんに至っては全く関係なかった…。しかも、新人アイドルとだけされていて事前に名前を伏せられていたのが、お笑いコンビ「ハリセンボン」の箕輪はるか(干からびている方(ぉ)で、このセーラー服を着た最高にヤバくてコワくて超キモイ顔(エレファントウーマン(ぉ)の女がアイドルとして普通に登場した時は、マジで狐につままれたような気分になり、この微妙で異様な空気の中、次第に居たたまれなくなってきて、自分の運命を呪った…っていうか呪われた(ぉ。握手では強く握ってきて手を離そうとしないし…(ぉ。ちなみに、このとんだ茶番の模様は、7月13日(金)に放送されるそうだ。漏れ、確実に晒される罠…(ぉ。つうか、結局お蔵入りするかもしれない。あの顔はマズい。放送禁止だ(ぉ。
ところで、相変わらず、仁美ちゃんはブログ更新なし…。今年の4月から学校もなく、仕事も少ない状態であり、なおかつ最近は、体調のせいだと思うが、ウォーキングもしていないみたいで、生活にリズムや張りがなく、あまり気分が乗らないのだろうか…。それに4月から、9年間二人きりで暮らしてきたお姉ちゃんと別れ、9年振りに母親との新しい生活が始まったばかりであり、しかもその母親の再婚相手である実の父親ではない全くの赤の他人の男がいる家の中に自分が入ってきたということで相当気を使い、慣れない生活の中、余裕がないのかもしれない…。
《映画》『
キサラギ
』
あるアイドルの女の子(如月ミキ=アイドル声優の
酒井香奈子
っぺ!(ぉ)の1周忌に、ファンサイトの管理人(ハンドル「家元」=小栗旬)の呼びかけで、それぞれの事情を抱えながら、その子のことが忘れられない5人の男たち(ハンドル「オダ・ユージ」(ぉ=ユースケ・サンタマリア。他)が集まるのだが、そこで、彼女が亡くなってしまった本当の理由が突き詰められ、彼らの正体が明らかになり、全てが繋がったその時…、俺は、そのアイドルの子の思いと、ファンサイトの管理人さんの思いに、本気で泣いてしまった…(ぉ。他人事とは思えず、感情移入してしまったのだ。それに、男たちみんなの、彼女のことを思う気持ちにも、また涙…。彼らが、そのお星様になった少女の真実について、本当のことは誰にも分からないにもかかわらず、ただひたすら真剣に、自分たちの知っていることのみから推察を重ねていくだけなのも、共感できる点である。それは、遠い空の彼方の仁美ちゃんのことを日夜想い続け、勝手にあれこれと彼女の気持ちを想像している、まさに俺自身の姿だからだ…。ということで、本当に切ない、いい映画だった…。といっても、基本はコメディである。全編に渡って笑いあり、そしてラストに、「歌も踊りも芝居もダメで、アカ抜けず、パッとしないアイドル。しかもドジっ娘」という設定の(ぉミキちゃんによる大変素晴らしい(ぉステージパフォーマンスありで、色々と楽しめる作品にはなっている。最後に、その盗撮したステージ映像を観ながら、男たちがコールを入れたり、PPPHなどのヲタ芸を打ったりするのだが(ぉ、それでも全体的には、所謂ヲタクヲタクした作品ではなく、それに、ワンシチュエーションものだが、よく練られていて、しかも次から次へと驚きの展開がテンポよく転がっていく、よく出来た脚本(最後の最後が蛇足)となっていて、全く飽きさせず、アイドルファンでなくても充分に楽しめると思う。ファンファンファンタジー!
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16(土)
東男に京女
《映画》『
舞妓Haaaan!!!
』
脚本:宮藤官九郎。主演:阿部サダヲ。
いや〜笑った! 超面白かった! 阿部サダヲが相変わらずすげ〜ハイテンションで、どんだけ〜!って感じ(ぉ。てかこのシナリオ、クドカンが阿部サダヲのために書いたようなもんだとしか思えないくらい阿部サダヲがハマってて、この役阿部サダヲ以外考えらんないもんな。もう二人とも冴えまくり! どんだけ〜!って感じ(ぉ。クドカンは相変わらずセリフ回しがよくて、ストーリーにしても細かいとこにまで目が行き届いてて、更に色々リンクさせてくるとことか、流石だった。一見さんも必見!(ぉ
ま、舞妓Haaaan!!!
あーやの舞妓Haaaan!!!
(ぉ
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10(日)
水色片想い
《イベント》
寺門仁美
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寺門仁美の梅雨入り直前バスツアー☆
[09:00〜19:00@
さがみ湖ピクニックランド
]
今年は、一日のかなりの長い時間を仁美ちゃんと一緒に過ごせるイベントが多くて凄く嬉しいのですが、その分翌日から襲われる寂しさや切なさや悔しさ、消失感や虚無感による精神的な反動も大きいわけで・・・。
集合は新宿西口に9時。私は集合1時間前に到着。バスもない。まだ誰もいない。そんな状態(ぉ。仁美ちゃんは8時45分頃、ライブバージョンの社長さんと、スタッフの佐藤さん(仁美ちゃんの高校からの親友)と共に現れました。やはり寝不足のようでした・・・。それに、ブログの更新をしないのは体調が悪いからとか(それに付随した精神的な面でしょう)・・・。先日、病院に行って検査のための採血をしたら貧血で倒れたなんていう話しも・・・。途轍もなく心配です・・・。
参加者は13名。バスは、チャキチャキしたおばさんドライバーの小型バス。中央フリーウェイで相模湖まで。しかし雨・・・。現地では、到着したら少し散策する予定でしたが、やることがないので、11時から13時まで2時間たっぷり、屋内でバーベキュー、というか焼き肉タイムでした。テーブルは2つ。参加者は2つのグループに分かれ、仁美ちゃんが交互にそれを訪れるというシステム。仁美ちゃんは殆ど食べませんでした・・・。仁美ちゃんと色々話しして印象的だったのが、以前プライベートでアキバに行った時、メイド喫茶に行くつもりが間違えてドール喫茶に入ってしまった話しや(ぉ、例の「ばっかり食べ」のことを訊いたら、「ごはんが汚れるから」という、まさかそんな答えが返ってくるとは予想だにしなかった衝撃的かつ驚愕の理由だったことや(ぉ、佐藤さんの実家のうどん屋さんのことなどでした。
そして撮影会。さすが晴れ女の仁美ちゃん。始まると同時に雨がやみ、晴れ間が少しづつ広がってきました。奇蹟は、起きるから奇蹟というのです・・・。ピクニックランドには子供たちが結構来ていて、撮影している我々と仁美ちゃんの間を「ロープウェイ乗りに行こうぜ!」と男の子が通りがかった時は笑いました(ぉ。女の子たちは後ろから興味深々と見ていて「モデルさん?」とか「超かわいい!」とか言っていました。
それから15時頃、場所を移動し、相模湖畔のゲームセンターにある卓球場へ。中学の時、卓球部員(幽霊部員)だった仁美ちゃんと卓球対決。仁美ちゃんは靴がハイヒールというハンデがありながらも、参加者のほとんどに勝ちました。シェイクハンドの仁美ちゃんは、フォアは苦手のようですが、バックが上手いです。確実に返してきます。コントロールがいいです。左右に揺さぶられました・・・。「福原愛ちゃん!」と言うと「よく似てるって言われるんですよ〜」と嫌がりましたが(ぉ、「サァ!って言えば本当はもっと強いんです」と冗談も言っていました(ぉ。
帰り。バスの中での仁美ちゃんの挨拶が今までにない大変素晴らしいもので、もの凄く心を打たれました・・・。色々考えているようです・・・。そして涙ぐみながら話す仁美ちゃん・・・。ビックリすると同時に、胸にグッときました・・・。あの涙の訳は・・・。体の具合のこととか、家庭のこととか、将来のこととか、色々辛いことや悩みがあるのではないかと思います・・・。もしかしたら仁美ちゃんもまた精神的に不安定な状態なのかもしれません・・・。それがあの涙につながっているような・・・。それでも、仁美ちゃんは今日も我々の前では明るく振る舞ってくれたのです・・・。そんなことを想うと、とても切なくて、私も泣きそうになってきてしまいますが、ますます仁美ちゃんのことが愛しくて仕方がなくなります・・・。何かしてあげたい・・・。力になりたい・・・。想いは募るばかり・・・。やるせなくて、もどかしい気持ちでいっぱいです・・・。
新宿に着き、バスの中で握手会。プレゼントを渡したり、お話ししたり。名残惜しみながら、仁美ちゃんは何度も握手を求めてきてくれました。ここでも色々ありましたが、簡単には言葉に出来ないので省略します(ぉ。そして駅まで仁美ちゃんと一緒に歩き、改札前でいつものようにハイタッチをしてお別れ・・・。もう帰りたくありませんでした・・・。
夜、仁美ちゃんはブログにお礼の書き込みをしてくれましたが・・・
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またしばらくは更新がなさそうな、そんな予感がします・・・。前々回からイベント後しか書いていないですし、文章も短いですし・・・。
もっと仁美ちゃんと一緒にいたいです・・・。もっと仁美ちゃんのことを知りたいです・・・。仁美ちゃんには、もっともっと続けて欲しい・・・。それだけのものを仁美ちゃんは充分に持っていると思います。仁美ちゃんの醸し出す独特の世界観に基づく存在感という意味での天性の「才能」に関しては、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの天才ヲタ声優キタエリ(喜多村英梨)でさえも、趣味は「寺門仁美ウォッチング」だったというくらい仁美ちゃんの魅力に取り憑かれていたのですから、まさに「天才は天才を知る」という言葉の通り、折り紙付きなのです。
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08(金)
枕営業
今日はアキハバランデブーでアキハバララバイなのだ!
『声グラ』
7月号{平野綾,井ノ上奈々,新谷良子,能登麻美子}
『声優アニメディア』
7月号{平野綾,能登麻美子,新谷良子}
『コンプH's』
vol.4{平野綾,長谷川静香,能登麻美子}
『memew』
vol.35
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03(日)
天の邪鬼
《映画》『
監督・ばんざい!
』
脚本・監督・編集:北野武。主演:ビートたけし。
またこんな映画作っちゃって…(ぉ。お笑いの映画って本当に難しいね…。でもこの人の場合、ガス抜きじゃないけど、わざとやってるもんな。あえてバカバカしくて、くだらないことをやり、自らを貶めるようなまねを。それで喜んでるんだから。何が北野ブルーだバカやろうって感じで(ぉ、自分の格好とか、やたら青いものばっかだし。だけど、それを好き勝手に出来ちゃうところが、監督稼業の素晴らしさ。まさに「監督・ばんざい!」。監督はやめられない。ところで、恋愛感動映画に挑戦しようとするんだけど、やっぱ苦手なんだね。パロディーならもっとパロディーとして徹底して作ればいいと思うんだけど、あれは逃げたとしか言いようがない(ぉ。それから、鈴木杏ちゃんはコメディーもいけるね。よかった。あと、もの凄い偶然なんだけど、あのオチ。こないだ俺の見た夢が…(以下略)。
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02(土)
純情に欲情な感情
寺門仁美のことがどうしようもなく好きな私だが、この間、今でもはっきり憶えているリアルな夢を見た…。実家の二階。ベランダに面した、かつて自分の部屋だった部屋の窓から見た光景…。曇りがちの日中、西の空の雲の隙間から、空気を切り裂く音とともに、飛行機雲のような煙の尾を引いて、北から南の方角へ次々と流れ落ちていく物体が見えた。隕石だ…。そして、遠い空の向こうに消えて行ったかと思うと、轟音が聞こえ、地鳴りがした…。世界の終わりだ…。そろそろ、地球はリセットしなければならないのかもしれない…。寺門仁美のことが好きなのに…。
《映画》『
大日本人
』
企画・脚本・監督・主演:松本人志。
殆どアドリブなのではないだろうかと思うぐらいドキュメンタリータッチの映画で、圧倒的なリアリティーをもって迫ってくる、もの凄く難しくて、考えさせられる映画だった(ぉ。不条理を日常に持ち込み、意味のないことを意味のあるように見せ、そこに笑いを生み出す大天才である松本人志の今までのビデオ作品等を観てきた者にとっては、ある程度方向性は分かっているので言わずもがなだと思うが、この作品に関しても、説明なんて出来ないし、感想なんか書きようがない。だから軽く大爆笑、もしくは逆に大真面目な映画を期待して観にくる人は、思い切り肩透かしを喰らうだろう。微妙な気分になりたい方はどうぞ(ぉ。笑わしてくれるのを待つという受け身の姿勢ではなく、自ら笑いのポイントを探し出し、笑いにいくということでなければ、この作品は楽しめないのだ。そう、この映画に浜ちゃんは登場しない。突っ込みで笑い所を教えてはくれないのだ(ぉ。あ、あと、UAがナチュラルで結構よかったと思う。昔、ダウンタウンの追っ掛けをしていたというUA(ぉ。そういえば、先日観た「赤い文化住宅の初子」の主題歌はUAだった。それから、松本人志と板尾創路の絡みは、やはり面白かった。流石だ。
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